一定時間経過後に記事は削除されます

書評や感想などを書くものの、後で「やっぱり違うな」と思うために大部分が消されていくブログである

恥ずかしさとキウイ

過去の記事を見返すと消してしまいたくなる。

中学生くらいからブログをやっていますが、半年したらもう「本当にこれは自分が書いたのか?こんな恥ずかしいことよく書けるな」と思います。今も変わりません。
自分にとって重要なことや、あるものに対する見え方が変わるから、そしてさらにたぶん少しずつ成長しているから、世界が変わって「なんでこんなことを考えているんだ自分。」みたいに思ってしまうのだと思います。


しばらく読んでなかった森博嗣の小説読みました。
「キウイγは時計仕掛け」です。


なぜキウイなんだ?
そしてガンマってほとんど使わないので、何なのかわかりません。アルファ・ベータ・ガンマと、3番目の意味で使うとか、あとガンマ線とか。調べたら小文字はオイラーの定数を表すらしいです。
まぁあまり意味はないのかもね。

海月君が相変わらずかっこよかったです。頭が良くてクールで、淡々としている。
謎のまま終わってしまった部分もありましたが(読み込めていない?)、面白かったです。
ネタバレせずに感想を言うのが下手なのでこの辺でやめておきます。

森博嗣の本は中学生のときに初めて読みました。
最初に読んだのは「地球儀のスライス」。
これを読んだ時、私の中で世界が変わって見えました。(世界なんて常に変わっているので当たり前ですね)

高校生になったら図書館に森の本がたくさんあったので、あったものはほとんど読みました。

そして萌絵や犀川先生のような頭の良い人、練無や紫子さんのような面白い人がいるはずの国立大学に憧れて国立大学へ入り、今に至ります。

地球儀のスライス

先日誕生日を迎えたので、森博嗣のVシリーズ時点の練無の年齢を超えてしまいました。でも彼らのようには全然なれていません。

そして、ものすごく計算が速い美人お嬢様も、ボサボサヘアで講義内での質問で成績をつけるような先生も実際にはいないことに気が付いてしまった。具体は重要ではないので、そういう感じの面白い人がいたら良いなってだけですが。でもたまたままだ会っていないだけ、気づいていないだけかもね。
人生は、かもしれない、と希望を抱いて生きていかねばなりません。

大学生活あと2年(予定)で、彼らに少しでも近づけたらいいなって思います。